

下り坂が信じられない、

晴ればれとした空。

温泉日和なので、


お母さまも
足湯を楽しむ。



自分たちが作った温泉に


お母さまが入ってくださるのだもの、

子どもは

嬉しい。


嬉しくて

たまらない。



小さい人や

赤ちゃんまで

お客さまになってくれて、


足も

心も

温かい朝。


働くおじさんたちも


出勤だ。


今日も

お仕事

がんばろう。


お山の


土砂崩れと

麓の温泉が心配な


川の組。



工事のお仕事、

がんばろう。



泥だんご作りで培った
技術を駆使して、


しっかりとしたお山に
仕上げるのだ。

みんな根気がいい。


虫とり少年たちの


成果。



ツリーハウスの家族にも


朝が来た。

さっきから


ずっと

一人乗りでガマンしていたお友だちに

譲ってくれた

二人乗り。


働くおじさんの


心意気だ。


こちらは
白砂(乾いた土)とり。

お山にかけて

固めるのだ。


レッドハウスは


今日も
リノベーション。


お家を

きれいにして


お月見をするらしい。



忍者たちには

新たな道具、

薬研が登場。



♪せーんろはつづくーよ
どーこまでもー♪ と


池の組。


線路は


虫のお家まで続いている。



こちらのお宅は

どんぐりのお料理。

あ、

お店で売っているらしい。



お庭の池さんたち。


さっきから続いている

砂場の遊び。


小さいお手々を

せいいっぱい使っている。



正義の味方たちも


平和のために

小さな身体で

いっしょうけんめいだ。


鉄道員たちが


内回り路線を

作っている。



外回りを


忍者たちが

走るからだ。


速い!

速い!



みんな

忍者だもの。

毎日修行をしているんだもの。

速い!
速い!


じょうろを持って走るのは


トンネル工事の人。


「あっ 速い!」

「お姉ちゃんがんばれ!」


「がんばれ!」
「がんばれ池の組!」


テラスからも

応援だ。



取るに足りないことのように思える

日常。


この 日常の生活の中にこそ
教育はある。


「いつでも、いつとなしにしている教育」。

このことこそが


今の世の中に一番足りない、
一番難しくて大切なこと―――。

